洋楽PV

ここ2年くらい前からの(主に洋楽メタル、パンク)PV
について思うことがある。

音は結構好きなんだけど、
映像が最悪なことが多い。
製作者が手を抜いてるから最悪なのではない。
意図的に映像を編集し、過度に絶望感を強調させてるという意味で最悪。

約10年前、俺は10代後半か20歳ごろ洋楽にハマリ出した。
そのころから邦楽は、ほとんど聞いていない。

2000年~2004年ごろの洋楽の曲は、体制批判的な歌詞も多かった。
(NOFX,Sum 41,The Offspring は基本的に批判的な姿勢だったと思う)
そして、かっこいい音と映像。
このころのMTVは今から思えば、本当に良かった。
音源と映像はマッチしていた。

いまの洋楽は、内側だけでなく表から見ても無茶苦茶。
多くのミュージシャンはアルコールと薬物でボロボロ。
レコード会社は、名前からして異常。
(例えばChildren of Bodom はNuclear Blast Records に所属
 Sum 41 はHopeless Records に所属)
デジタルの編集過剰なPV映像は、音源の良さを台無しにしている。
まるで、スタンリー・キューブリック映画を更に陰湿にしたような悪趣味のPV。

オフィシャルのPVが最低最悪な
時代になるなんて、考えたこともなかった。

rollingstonejapan.com

イギー・ポップの言う通りだと思う。
それにしても、音楽業界はなぜこうなった?